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教育目標「郷土を愛し、
夢に向かって学び続ける子ども」 

歌舞伎kabuki

文化祭における歌舞伎披露

  本校中学生は260年以上伝承されてきた檜枝岐歌舞伎を文化祭で毎年上演しています。平成27年度は「絵本太功記 本能寺の段」に全校生徒20名で取り組みました。千葉之家花駒座の皆様方の熱心なご指導を受け、立派な舞台を作り上げています。伝承文化継承のため練習に励む中学生を村民の方々が暖かく見守ってくれています。

絵本太功記〜本能寺の段〜について(あらすじ)
 織田春長(信長)の本能寺での最期となる場面の物語である。武智(明智)光秀は登場せず、春長の家臣、森蘭丸を中心に物語は描かれている。春長より蘭丸へ酒の杯が向けられるが、酒は一滴も及ばぬと断る。しかし酒を飲んだならば、肴は汝が望みのとおり与えるとの言葉に、光秀の謀反を察していた蘭丸は軍勢をもらいたいと言うが、心配は無用と春長は奥にいってしまう。
その後、宿直の蘭丸のところに恋仲の腰元のしのぶが現れ、蘭丸に寄り添うが今宵は宿直だからと主君への忠実を示す。その夜更けに光秀が謀反を起こし、本能寺へ攻めてくる。春長は蘭丸の言ったことを思い出し、後悔ながらも覚悟を決め、妻と女子供は早く落ちのびるように指示をする。しのぶも一緒に行こうとするが、蘭丸は光秀に荷担している齋藤蔵之介の妹であるしのぶは、御台の御供は許されないと告げる。しのぶはそれを聞くと、兄と一味ではない証拠を見せんと、持っていた短刀を素早く自分ののどに突き刺す。それをみた春長は、女ながらもあっぱれであると感心し、蘭丸としのぶの仲人を引き受け、死を前に二人は結ばれる。
春長の軍は、蘭丸兄弟をはじめ味方の応援も及ばす全員討ち死にとなる。(檜枝岐歌舞伎より抜粋)

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