林業

現状と課題

本村の広大な林野面積のほとんどが国有林で占められ、民有林は5%にも満たず、かつては国有林材の払い下げに頼った木工業により村の経済を支えた時代もありました。 現在林業を生業としている人は高齢化し、就業者数も数えるほどしかなく、ハンゾウ、曲輪、杓子といった 木工品の製造販売のみとなっています。

さらに自然保護が優先視され、林野庁がこれまで行なってきた慣行特売による国有林材の供給が休止されたことに伴い、木工品の材料確保やオガによる舞茸栽培にも影響が出てきました。

村に残る伝統的な木工品を消滅させないためにも、山村のバランスの取れた発展を図る上からも、 国有林材の供給は是非とも必要です。明治以来、山を守り自然を守りながら地域の財産を活用し発展してきた村の林業ですので、自然保護を認識した上での国有林活用を積極的にアピールして行かなければなりません。

かつては植林が盛んで自家用建材として利用していましたが、現在では伐採できる人もごくわずかとなり、村営林産所の閉鎖に伴い村内での製材も不可能となっています。

森林を守り育てる人達が年々減少し、また、伝統的な木工品の技術を受け継ぐ後継者も育っていないのが現状ですが、地域資源を活用することは地産地消にもつながり、山村の活性化に欠かせない要素です。

主要施策

木工技術の継承と活用

  1. 伝統的な木工工芸品の製造技術を継承し、その活用に努めます。
  2. 木工品の材料や舞茸栽培用オガ等の確保のために、国有林の慣行特売事業の復活を要望し、木材の安定供給を図ります。

森林の安全

  1. 森林所有者の森林整備意欲の向上を図り、間伐等による森林保全を推進します。
  2. 山菜やきのこ等の特用林産物の保護と生産促進を図ります。
  3. 国土の保全や水源の涵養、治山対策を推進し、森林資源の保護・保全に努めます。

森林の多面的利用の推進

  1. 森林保全や自然保護に充分注意した上で、自然体験や森林浴などの観光の場として有効活用を図っていきます。

お問い合わせ先

  • 産業建設課TEL:0241-75-2501

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