木工業

現状と課題

本村の広大な森林のほとんどが国有林で、かつてはその払い下げに頼った木工業により村の経済を支えた時代もありました。
現在は、木工業を生業としている人は高齢化し、就業者数も数えるほどしかなく、はんぞう、曲輪といった木工品の製造販売のみとなっています。

林野庁で以前行われていた慣行特売による国有林材の供給がされなくなったことに伴い、木工品の原材料確保に影響が出たことが林業の衰退につながり、伝統的な木工品技術の後継者が減少していきました。
村に残る伝統的な木工品を消滅させないためにも、山村のバランスの取れた発展を図る上からも、木工品の原材料確保と後継者の育成が課題となっています。

主要施策

木工品加工

  1. 村有林及び民有林に生育する木工品の材料となり得る良質な樹木の分布を確認するとともに、村外からの買い付けも視野に入れ、材料の確保に努めます。

商品開発と人材育成

  1. 伝統的な木工工芸品の製造技術を継承し、後継者育成を支援します。
  2. 伝統的な木工品や手工芸品の製造技術を基に、新たな付加価値の追加等による商品開発を推進します。

お問い合わせ先

  • 産業建設課TEL:0241-75-2501

ページトップ