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2011年 05月 26日 木曜日

おはようございます。

前回の更新からしばらくお時間が経過してしまい、大変申し訳ございませんでした。

本日は、今週5月24日(火)に御池登山口で開催されました『第31回 尾瀬山開き』に触れながら、ちょっとお話させて頂きたいと思います。

尾瀬山開きは、「尾瀬山小屋組合」の主催で、毎年、群馬県片品村と当村檜枝岐村のそれぞれの登山口で交互に開催されております。今年で31回を迎えますので、1980年に初めて開催されたことになります。当時は高度成長期の真っ只中、沢山の人達が尾瀬にいらしていたことでしょう。今年の山開きは、真っ青な青空の下、例年同様沢山のハイカーの皆さんにお越し頂き、心から感謝申し上げます。開催する前は、震災の影響もあり、参加者は少ないのかな?と思っておりましたが、安堵の気持ちで一杯になりました。

ご参加頂きましたハイカーの皆様。ありがとうございました!

それから、先日22日(日)~23日(月)まで、久し振りに東京へ行き、沢山の方々といろんなお話をさせて頂いてきました。お話の時間が長くなってしまい、終電に間に合わないことが判明し、途中の駅まで家内に迎えに来て貰い、そこから車をピックアップし、夜中に家路に到着しました。更に最悪なことに途中、地下鉄の中でMobileの電池が切れ、使えなくなってしまい、久し振りに公衆電話を使わせて頂きました。とことん運の悪い旅となりました。しかし、今回お話しさせて頂いた皆様からは、「素敵なところに住んでるね」「いいね!行ってみたい」「今年の夏は、みんなで行こう!」って言って貰いました。凄く、凄く、嬉しい言葉を沢山、沢山頂いて帰ってきました。

昨晩もロッジのお風呂に入りながら綺麗な星空を眺め、お休みの前にミュージアムにある尾瀬や檜枝岐に関わる古い本を読んでみました。まだまだ知らないことが沢山あるのは分かっていますが、先人たちの苦労や尾瀬や檜枝岐への想いが、凄く良く伝わって来ました。この年になって少しずつ、分かってきたように思えます。自分の知識を深め、お越し頂いたお客様と少しでも沢山のお話ができるよう、また地元や自分たちの子供たちに、少しでも分かり易く、いろんなな事を伝えていけたらと感じております。その為にも日々檜枝岐に生かされていることに感謝し、誇りを持って生活して参りたいと思います。

尾瀬周辺もだいぶ雪解けが進んでいます。ロッジ裏手の「スモウトリ田代」でも、約1割程が顔を出し始めました。

山開きを終え、これから本格的なシーズンに入りますが、沢山の方々に尾瀬の本当の自然に触れて頂き、心の安らぎを感じて頂けたら幸いです。

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

Ciao Tutti!

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